正課インターンシップ科目では、大学が企業開拓とプログラムのコーディネートを行う⑴業務体験型プログラム,⑵課題挑戦型プログラム,外部のインターンシップコーディネート団体が⑶長期実践型プログラムの3種類のインターンシッププログラムを用意しています。各プログラムの目的により、内容と活動期間に違いがあります。なお、資格(健康運動指導士,CSCS,中級障がい者スポーツ指導員)取得に関係するプログラムは、業務体験型プログラムとなります。
⑴業務体験型プログラム
業務体験型プログラムは、長期休暇のうちの10日間で、基本的な業務補助と仕事体験を中心的な活動内容として、取り組む仕事の具体的内容と組織の理解を深め、その仕事に必要な能力や考え方、心構えや姿勢、態度を理解することを目的とするプログラムです。「この仕事はこういうことが大切だ」「この仕事にはこういうやりがいがある」「この仕事はこんな能力や姿勢が必要だ」「この仕事はこんなところが大変だ」「この仕事にはこんな喜びがある」など、活動を通じて、自分なりの「仕事観」を養うことを期待しています。
⑵課題挑戦型プログラム
課題挑戦型プログラムは、長期休暇の3週間の期間で、基本的な業務体験に加えて,何かの課題テーマ(ミッション)への取り組みを中心的な活動内容として、ミッションの実現に向けた企画を立案し、実践することにより、仕事に必要な知識を獲得し、物事を取り組むための道筋を立て、周囲の協力を得ながら、実行までやり抜くことを目的とするプログラムです。はじめてのことで、わからないことが多い中でも、自分の役割と責任を果たし、期待に応えようと努力する「粘り強さ」「挑戦心」を養うことを期待しています。
⑶長期実践型プログラム(外部連携プログラム)
長期実践型プログラムは、外部のインターンシップコーディネートを専門とするNPOが提供するプログラムです。長期休暇で完結するプログラム,長期休暇をスタートとして、学期中を含む最大半年に及ぶプログラムがあります。学期中に及ぶ場合には、学業に支障のない範囲内での活動頻度(週2日程度を想定)で、最長6ヶ月の期間、期間限定のプロジェクトメンバーとして、本格的にその企業の事業に参画することを中心的な活動内容としています。受け入れ先は、経営者や事業責任者が身近な地方,地域の中小企業やベンチャー企業とし、経営者や事業責任者とともに、新規事業や事業企画、商品やサービス開発、マーケティングや広報、営業活動など、事業/組織のプロジェクトに取り組みます。長期に渡り、事業組織の一員として、仕事に取り組む中で、早期に社会人の一歩を踏み出してくれることを期待しています。